知らない街で












あまり乗り慣れない電車に乗り継ぎ1人遠くに来た。



遠いのに、電車の中に見たことのあるおば様がいて、



『あら。次の駅にあなたの好きそうなお店があるのよ。行ってみたら?』と教えてくれた。





電車の数が少ないから、帰りを気にしながらも降りてみた。



















うちのDenim bisよりちょっと間口は広いけれど、小さな2階建て。



アンティークなドアをそっと開けてみると、古びた階段があり、階段の途中にも、可愛らしい古道具がチョコンと置かれている。



良い香りがする。



パンやお菓子を売っている店だ。















お腹すいていたコトを思い出し、一つお皿にのせてもらった。



お店の方は物静かな紳士。



ふっと二階に目をやると、息子さんかな?スタッフさんかな?



ニコリと椅子に座ったまま笑顔で迎えてくれた。何を話したか…記憶がない。



いや、話しをしないで、その空気感をも味わっていたような気がする。



言葉は人と共感したり、説明したり、口に出して言わないと、わからない事もあり、自分の信用を積み重ねるのに、とても大事だ。





でも、その反面、言葉は人を傷つける事を簡単にできる手段の一つでもある。



1人プライベートとなると、この空間にいたい、この人の近くにいるだけで良い。



そんなのもありだなぁ。





そんな夢を見たの  de R



CafeDenimきょこblog

川崎市幸区に 2002年『CafeDenim』 2014年に『Denimbis~珈琲焙煎と おやつ~』を OPENしました。 オーナーきょこの 日常で気づいた事を書きとめています。 https://www.denimbis.com/

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