サンダーソニアの錯覚












小さな子供が



一輪のサンダーソニアを



握りしめ



ハニカミながら私に差し出した。



それがあまりに嬉しかった。





男の子は意識して親離れさせなきゃ。



いつまでも可愛いね可愛いね…



とは育てていられない。



本人も早くから甘えるのを…いや…



甘え方を変えてきた。



小学4年生の時に学校から帰るな否や



『これからは、お母さんって呼ぶから、自分の事も、ママって呼ばないでよ。』



胸がキュンとちょっと寂しいような気がしたのを覚えている。





そんな感じで



可愛らしい子供像が、ほとんど私の記憶の中で、娘にすり替えられていたのかも知れない。















今、カフェデニムでやっている個展





『あやきよ展』


































キヨが描いてくれたサンダーソニアの



強い思い出は娘ではなく…息子だった…



という事実発覚。



息子よ。



すまん。



それだけ私には嬉しいプレゼントだった。



ありがとう。



反省します。



&



気づく機会を与えてくれたキヨ。



昨日という日に感謝。



CafeDenimきょこblog

川崎市幸区に 2002年『CafeDenim』 2014年に『Denimbis~珈琲焙煎と おやつ~』を OPENしました。 オーナーきょこの 日常で気づいた事を書きとめています。 https://www.denimbis.com/

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