終わりなき波の音に
生活の中の『音』は私には、とっても大事。
料理中、火をつけたまま、違う仕事をしていると、鍋やフライパンの中の音で、だいたい、そろそろだな。って思ったり、焙煎機の音が『ん?あれ?なんか違ってないかな?』と気づいたり。
ボサノバを聴きながらお菓子を焼き、オーブンから甘ーい香りがしてくると、『あー幸せだなぁ』って思う。
このゴールデンウィークは、知り合いの
西伊豆のダイビングショップオーナー夫妻が松崎にカフェをオープンし、うちの珈琲豆達を納品させてもらい、エスプレッソマシーンの具合など、お手伝いと、ご指導にうかがった。
宿泊は海の前。
ダイビングショップの宿。
海に行った時、音楽はあまり必要なく、自然の音が何より心地良い。
海からの波の挨拶。
常に変化する風のささやき。
風に踊る木々のステップ。
ウグイスの上手な歌い声。
実家に帰ったような、ホッとするオーナー夫妻との二泊三日の時間は、色々な事を改めて感じた貴重な時間だった。
看板犬 ダイスケは震災後、福島第一原発近くから来た被災犬。辛い経験をしてやってきた。
私が椅子に座ると膝の上にアゴをのせたり、足に頰をスリスリし甘えん坊さんだ。
ダイスケと波の音を聞く。
波の音は繰り返し繰り返し。
そう…。大抵のモノには終わりがあるけど。
波の音は終わりがない。
そんな奥深い気づきの旅だったのでR
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